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【体験談10】気になる年齢のこと。30代後半は妊娠しにくいの?
同い年でも、妊娠しやすい数値を持った人と、妊娠しにくい数値を持った人がいるんだ。年齢が同じだと、ついつい全部が同じように見えてしまって、落ち込んだり、安易に「自分はだめだ」と思ってしまうけど、そこに落とし穴があるんだよ。
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「年齢を気にしない」マインドセット
「年齢が若かったら」とか、「もっと早く妊活を始めていたら」とか、そういう「どうやっても変えようがないこと」を考えないことが大切なんだ。
同じ世代の人で妊娠している人がこんなにいるんだよ。
(参考記事:体外受精体験談#10)妊娠しないわけじゃないんだ。そこを考えたってしょうがないんだよ。
つまりこれって、同じ世代の人より「妊娠に良いと言われることをやっている」って考えられるよね。
「自分は妊娠するためにがんばっている」
↓
「妊娠に向かって行動している」
↓
「こんなにやっているから大丈夫」
ってね、段階的に考えられるようになることがポイントなんだ。
そして、これが、年齢を気にしないための「マインドセット」なんだ。
「自分は妊娠する・できる」という『妊活マインドセット』が、妊娠することに本当に大切なんだ。
体外受精の成功率も「妊活マインドセット」で考える
この場合も同じように、自分ががんばることで、今までの自分と比較してプラスになっている要因を見つけていくんだ。
そうすると、「前に比べて、私って妊娠に近づいている」と思うようになる。
すると、どうなると思う?「自分は20%の中に入っている」と考えられるようになるんだ。
他の世代と比べない
違う人の子供が欲しいかっていうとそうじゃないんだから、そこは後悔しないでしょ。
注)コビトは34歳で結婚しています。
じゃあ、「この世代だけど、一生懸命がんばっていればできるんだな」って考えるのね。ゼロじゃないってことね。
でも、全年齢に共通して不変なことがある。それが、できると思っているか、できないと思っているか、なんだ。
年齢でできないと思うなら、やめてしまえ!
でもね、僕はそうは思わないからがんばれ!っていってるんだ。
30〜34歳が1番産んでいるけど、35〜39歳と、割合がそんなに変わらないんだよ。
全然できるじゃん。40歳以上だってこんなにできるんだよ。
できない理由を探すな!できない理由を探すだけだったらやめてしまえ!
それが自信につながって、最後には結果になるんだ!
夫の強い言葉に、弱音をはいていた自分が恥ずかしくなってきました。
もちろん、すぐに気持ちが変えられるほど簡単じゃないよ。
体外受精まで4ヶ月。時間をかけて、心の底から「子供ができる」って信じられるようになろうね。
夫と話したこの日、自分の気持ちが少し軽くなっていることに気が付きました。
気持ちの準備を開始した頃、クリニックでの準備も進行しつつありました。
体外受精のために受ける「子宮鏡検査」の日が近づいていたのです。