-
【体験談3】体外受精について夫婦で話しあう
病院から帰った日の夜、夫と体外受精について話し合う時間を持ちました。夫は体外受精を受けることに賛成なのだろうか。
本当のところ、私は体外受精を受けたいと思っているのだろうか。続きを見る
体外受精を前にして、私の不安は山のようでした。
- 仕事と両立できるのだろうか。
- 私の体への影響はあるのだろうか。
- 子供はちゃんと産まれるんだろうか。
- お金は払えるだろうか。
仕事と両立できるのか?
この時、私はフルタイムで働いていました。
病院に通い出したタイミングで上司には話をしていましたが、体外受精となると、さらに会社に迷惑をかけてしまいます。
仕事よりも不妊治療が優先なことじゃない?
これまでの私は、会社のために一生懸命働いてきました。
その代わりに、職場でのキャリアもそれなりに積んできました。
もちろん仕事は大切です。でも、今の私は、夫と子供と3人で過ごすことが1番の夢。
この答えを出した時、不妊治療と仕事と両立できるできるかではなく、何よりも子供ができるようにがんばることが最優先なんだなと気がつきました。
会社でどのくらい融通が効くか分かりませんが、少なくとも、私の心は固まりました。
私の体への影響と、赤ちゃんへの影響は?
これについては、ネットを検索しても、良いこと・悪いことが入り乱れていて、どれが本当の情報なのか判断できそうにありませんでした。
分からないこと、心配なことは、悪いことばかり目につくんだよ。
そこで、この件は、ネットに頼るのではなく、専門的なことは専門家・・・今通っているクリニックで聞いてみることにしました。
ただし、薬や注射が今より増えるとすると、治療自体が私の体に何らかの影響を及ぼすことは避けられないことだと感じました。
何回も受ければ、それだけ影響はあるよね。
夫の提案で「体外受精を受ける回数を決める」という選択肢がでてきました。
体外受精の費用は払える?
1回の体外受精にかかる費用が約40万。治療が高度になることでもっと増えるかもしれない。
けれど、200万くらいだったら、これまでの節約生活で貯めていたお金がありました。
それであれば、生活に支障がない範囲で治療費を払えそうです。
ここでも、私たちは体外受精を受ける回数を決めることが良さそうだという意見で一致しました。
回数を決めれば、お金の目安も自然と決まります。
私たちは、最後に「体外受精の回数の上限」という、大きな問題を解決しなければいけませんでした。
-
【体験談5】体外受精を受ける「回数」を決める
体外受精を決断する前に、私たち夫婦は「体外受精の回数を決める」ことを考えていました。「がんばれそう」だって思える回数っていうのが、とても重要だよ。体外受精は、きっと気力が大事になってくる。夫が言いました。
続きを見る