不妊治療の検査のひとつ「子宮鏡検査」。
検査と言われるだけで、何をされるか緊張してしまいますよね。
- 子宮鏡検査で何が分かるの?
- 子宮鏡検査の流れは?
- 子宮鏡検査って痛いの?痛みはどのくらい?
今回の記事では、こんな疑問にお答えします。
子宮鏡検査とは?
子宮鏡検査で何が分かるの?
子宮鏡検査は、子宮の中に細いファイバースコープを入れて、子宮の内部を直接観察する検査です。
胃カメラのようなもので、モニターに映しながら、内部の様子を観察することができます。
そのため、当日すぐに結果を効くことができます。
医師は、子宮内の癒着や、ポリープ、内膜症の有無、内膜の状態などを確認しますので、着床の障害となっている原因が分かることもあります。
検査のタイミングはあるの?
ほとんどの場合、月経終了直後から排卵前までの間に行われます。検査の日程は病院から指定がありますので、それに従います。
費用はどのくらい?
保険適用を受けられる検査です。クリニックによりますが、おおむね3,000程度が目安のようです。
検査を受けるにあたって制限はあるの?
私の場合ですが、避妊や食事の制限などは、一切ありませんでした。
子宮鏡検査って、どんな検査をするの?
検査の流れ
検査に入院の必要はなく、日帰りで受けることができます。
検査自体は、処置台に座ってから10〜15分程度で終了するものです。
医師がモニターを使い子宮内部を確認するので、検査後は、当日中に所見の説明を受けることができます。
検査後は安静が必要?
検査後は、クリニックによっては抗生剤を処方されたり、その日の入浴を控えシャワーにするよう指示されます。
子宮鏡検査の痛みってどのくらい?
麻酔はするの?
ファイバースコープの太さは3mmほど。大変細いので、ほとんどの場合、麻酔なしで検査が行われます。
子宮鏡検査が怖い場合は?
クリニックによっては、事前に鎮痛剤を処方したり、希望すると局所麻酔ができる場合があります。
痛みが特に気になる場合や、恐怖心が大きい場合には、医師に相談してみるのがいいと思います。
卵管造影検査と比較してどっちが痛い?
卵管造影検査・子宮鏡検査を両方受けてみた感想として、圧倒的に卵管造影検査の方が痛かったです。
痛みの質の違い
- 卵管造影検査…
検査中、バルーン挿入時に痛かったが、検査が終わったあと、さらに痛くなった。
痛みの程度は、かなりひどい生理痛の時くらい。
寝ていないとつらい程度。 - 子宮鏡検査…
ファイバースコープ挿入時に痛い。一瞬、生理痛の時のような痛みがある。
検査終了後は、違和感が残るものの、だんだん消える。
クリニックによっては、患者さんも一緒に、モニターで子宮内部を観察できる場合もありますよ。
不妊の原因の早期解明に向けて、がんばって受けてみてくださいね。