「不妊で悩んでいるけど、漢方って効果あるのかな…?」
「自分にあった漢方に出会いたい!」
「漢方専門家の意見を聞いてみたい。」
今回は、このような疑問に答えながら、漢方の効果についてお話ししていきたいと思います。
不妊に悩んでいた私が、自分に本当に合う漢方を見つけた方法
そう思っていた私が行き着いた方法が、「漢方内科」を受診することでした。
「漢方内科」の受診をおすすめするポイント3つ
ポイント1:自分にあった漢方を処方してもらえる
漢方薬は種類が膨大。この中から自分に合ったものを探すのは至難の技です。
漢方内科であれば、不妊の症状や、体の状態などから総合的に判断して、ぴったりな漢方薬を処方してもらえます。
ポイント2:保険適用が受けられる
漢方薬は、継続して飲み続けることで効果が期待できます。(中には即効性のあるものもありますが…。)
そのため、市販の漢方を買い求めると、それなりに費用がかかってしまいます。
保険適用であれば、費用をそれほど気にせずに飲み続けられるので、特に不妊治療中にはうれしいです。
ポイント3:漢方の専門医の処方を受けられる
保険適用の漢方薬といっても、最近では多くの病院で処方されるようになりました。
私も、不妊治療専門クリニックで当帰芍薬散という、一般的に女性系に効くというクラシエの漢方を処方されました。
けれど、漢方内科では、漢方専門の医師が今の状態をよく診察し、一番効果があると思われる漢方薬を処方してくれるので、安心して飲み続けることができます。
自分で漢方を探すのは、結構むずかしい
この頃では、本を読んだり、インターネットで調べたりすることで、自分にあった漢方薬を特定し、市販の物を飲むこともできます。
けれど、私の経験から、本では掲載の漢方薬の数が多く、どれを飲めばいいか迷ってしまいます。
インターネットでは漢方の通信販売なども数多く見かけますが「これは良さそう!」と思っても、1万円を超える漢方薬だったり。続けるにはちょっと高額になったりしますよね。
その点、「漢方内科」であれば、自信を持って飲み続けることができます。
病院で漢方を処方してもらう方法
「漢方内科」といっても、「不妊専門の漢方内科」にわざわざ行く必要はありません。
もちろん、家の近くに不妊専門があればそれに越したことがありませんが、どこにでもあるものではありません。
私も、自宅から通える範囲の病院で、診療科目「内科・漢方内科」という文字を目にし、受診を決めました。
受付で「漢方処方」を希望したいと伝える
「内科・漢方内科」の場合は、普通の内科病院と全く変わらない場合があります。
「漢方の処方をお願いしたいです。」とはじめに伝えると、スムーズに受付してもらえるはずです。
漢方専用の問診票を記載する
漢方内科では、専用の問診票に、頭から足までの今の状態を記入していきます。普通の問診票と違って、質問の量が多いです。
女性に特化した質問欄(月経など)が用意されている場合も多いですよ。私の通った漢方内科では、問診票に『不妊( 年)』と記入する欄がありました。
自由記載欄には、不妊に悩んでいて、今までどんなことをしてきたか、おおまかに書いておきましょう。
不妊は医師を前にすると言いにくいこともあります。診察前に読んでおいてもらえば、診察もスムーズにはじまりますよ。
漢方の診察
「脈拍」「舌の状態」「お腹の張り」「むくみ」などを見られ、症状について問診されます。
ですから、今日から体を強くする漢方薬を飲みましょう。
妊娠のためにまず1番にしなくてはいけないのは、妊娠できる体をつくること。これが大事なんですよ。
そういって、体を温める生薬が多く配合されていて、疲労倦怠、食欲不振、手足の冷え、貧血などに効果があるという十全大補湯を処方されました。
漢方薬の効果が出はじめる
十全大補湯を飲み始めて3ヶ月ほど経過したころ、手足の冷えが気にならなくなっていることに気がつきました。
半年も飲み続けると、体が力強くなってきているのが感じられました。
詳しい漢方の効果については別の記事でとめていますので、良かったら読んでみてくださいね。
保険適用で漢方薬の処方が受けられる「漢方内科」は最強!
最近では、不妊治療の薬を使ってまで妊娠したくないという思いを持っている人もいると思います。
私もできるだけ薬を飲みたくないという思いがありましたが、高齢のためできるだけ遠回りしたくない思いもあり、自分で選ばずに漢方内科の受診を選びました。
漢方内科であれば、専門的な診断もうけることができるので、より自然な形で妊娠に近づけると思います。
自分にあった漢方を探している人にとっては、保険適用で漢方薬を手にすることができる「漢方内科」は、まさに最強ですよ!
漢方内科とのお付き合いは、不妊だけじゃない
出産後、38度越えの高熱が出る「乳腺炎」に悩まされましたが、漢方内科を受診。処方された漢方薬を飲みはじめた時を最後に、二度と乳腺炎にはならずにすみました。
妊活意外でも、長くおつきあいができることもおすすめポイントです。
ぜひ、かかりつけの「漢方内科」を見つけてみてくださいね。