「ひまし油湿布」というのを、聞いたことはありますか?
「ひまし油」を布にひたして、それをお腹にあてて湿布するというものです。
これが、「妊娠に効く」という情報を発見し、妊活中だった当時の私は、実際にやってみました。
効果などについては断言できるものではないですが、実際にやってみた感想や、効果などをレビューしますので、気楽に見ていただけたら嬉しいです。
目次
私が「ひまし油しっぷ」をやろうと思ったきっかけ
「ひまし油しっぷ」とは、エドガー・ケーシーという人が提唱する、治療の1つです。
エドガー・ケイシーとは?
1877年~1945年に生きた人。透視能力があったと言われています。
この力を使い、多くの難病や原因不明の病気を、自然療法を使って治してきた人で、世界中で、いまだにファンが多くいます。
また「ひまし油湿布」は、ケイシーの自然療法の中でも、様々な症状に効くという代表的な療法です。
ひまし油湿布と「妊娠」の話
私が「ひまし油湿布」をしようと思ったのが、「妊娠って、まだ解明されていないことが多いよな…」と思い、この本を読んでみたのがきっかけでした。
ちなみに、妊娠に向けての心構えが書いているので、読み物として面白いです。
本の中では、
- これまで8回や9回も流産している人
- 臨月までお腹の中で赤ちゃんを育てられない人
こういった人が、ひまし油湿布をすることで、赤ちゃんに会える話が出てきました。
ひまし油湿布により「玉のような、お子」が産まれるらしい!
本の中でも、とくに心を揺さぶられたのが、ひまし油湿布をすることで、健康で丈夫な、まるで「玉のような、お子」が産まれると言うのです!
「お子って…何なん?」…って感じです…。
とはいえ、元気な子供を産むまでが、妊活。
うまくいけば、ラッキー!くらいの感覚で、やってみることにしました。
「ひまし油湿布」の効果はどうなの?
「ひまし油湿布」を実施した期間
私がひまし油湿布をしたのは、妊娠する、およそ1年前から、妊娠3ヶ月までの期間です。
時々、めんどうになっておやすみをしたりもしました。
生理の期間は禁止されているので、それ以外で、あまり治療に影響しないように、整理終わりから排卵日前を中心にやっていました。
妊娠に効果はあるの?
効果については、正直…目に見えないことなので断言できません。
ただし、事実としては、こんなことがありました。
- ひまし油湿布をしてから、正理痛が軽くなった
- 体の血流の循環が良くなり、冷え性が改善されていった
- 妊娠初期に湿布をしていて、無事に安定期を迎えることができた
- 本にあるとおり、丈夫でツルっとした「玉のような、お子」が産まれた
- 高齢出産でも、自然分娩で産むことができた
はっきりしたことは分かりませんが、結果として妊娠できたので、「冷え」改善など、役に立ったんだと思っています。
ちなみに、自分の中で「妊娠に完全に効果があった」と思うのは「ランニング」だと思っています。効果などは、過去記事にまとめています。
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ひまし油湿布のやり方
ひまし油湿布は、用意するものがありちょっと大変ですが、私がやっていた方法を書いてみます。
用意するもの
1 ひまし油
2 フランネル(油をひたす布)
3 電気あんか(はじめのうちは、ホッカイロで試してみてもいいと思いますが、このあんかは使いやすくておすすめ)
4 重曹(油を落とすためのものです)
5 キッチンペーパー(これも、油を落とすためのものです)
6 ラップ(油が外に漏れないように)
7 ハンドタオル・バスタオル
8 長い紐
着物や浴衣を着る時に使う紐が使いやすいです。マジックテープ付きの「伊達締め」があればもっと便利。
ビーズ・パーツ・手芸総合店アウラ では、ひまし油湿布のものを色々売っているので、興味がある方は見てもいいと思います。
ひまし油湿布のやり方を解説
step
1ひまし油湿布を作ります
オイルが漏れないように、ラップを3重くらいに広げて置きます。
ラップの上に、フランネル(布)を2〜3重くらいに畳んで置きます。
その上から、ひまし油を注ぎます。だいたい200mlくらい。結構タプタプにします。
フランネルに染み込みにくいので、指で少し押し付けると、染みていきます。
step
2 湿布の上に寝る準備をします
上から順に、
- step1で作った湿布
- あんか
- ハンドタオル
- ひも
になるように重ねていきます。
床や布団にオイルが漏れないように、念のためバスタオルを敷いておきます。
step
3湿布の上に寝る!
お腹部分を出して、肌に直接当たるように、湿布の上に寝転びます。
当てる位置は、お腹の右側です。
一般的な方法は「肝臓」に当たるように胸の下あたりに湿布しますが、妊活中なので、子宮を覆うように少し下めにしてもいいそうです。
そのまま、紐を体に巻きつけて、湿布を固定します。
このまま約1時間放置。。。
湿布をやっている間は、「子供できない〜」とか考えてはいけません。
前向きな気持ちが大切です。
「子供できたら、どんな生活かな〜」など、明るい未来を想像してください。
とはいえ、気持ちいので眠くなります。。。
終了後
湿布が終了したら、洗面器やボウルなどにぬるま湯を入れ、重曹をとかしたものに「キッチンペーパー」を浸して、お腹の油を拭き取ります。
ひまし油はかなりネットリですが、この方法だとスルッと取れます。油が中和されるらしいです。
あとは、お風呂に入っても良いし、そのままでもOKです。
ちなみに、一度作ったひまし油湿布は、冷蔵庫に入れておけば2ヶ月くらい持ちます。
ラップごと折り曲げて、ジップロックに入れておくと便利ですよ。液垂れだけは、注意してください。
気を付けるポイント
ひまし油湿布を行うサイクル
ひまし油湿布には、効果的なサイクルがあります。
①1週間のサイクル・・・3日連続して湿布▶︎4日休む
3日目が終わった後に、オリーブオイルを大さじ1杯のみます。デトックス効果が上がります。
②1ヶ月のサイクル・・・①の1週間のサイクルを3週やる。4週目はお休み。
このサイクルを基本として、体調により、次の月に続けるかお休みするかを判断します。
生理中のひまし油湿布
生理中はやってはいけないらしいです。
ですが、最近、生理中こそやるべき!という意見もあり…。どちらが本当か。体調と相談ですね。
治療中の方もいると思うので、体調には十分配慮してやってください。
あと、りんごダイエット中は湿布NGです。
まとめ:やってみる行動力が、いい結果を生むかも
以上です。いかがでしたか?
ところで、妊活中は、妊娠に良いという情報が、たくさん目に入りますよね。
私も、ためしたこと、やらなかったこと、色々あります。
たくさんの中からどれを選択しますか?
私の場合、少しでも心が動けば、やってみることにしていました。
何かを「行動に移す」と、「行動に移せた」という達成感で自己肯定感が高まり、心が安定しやすくなるからです。
もし、ひまし油湿布が少しでも気になったら、チャレンジしてみてくださいね。