妊活が長くなっていくと、こんなことを思ってしまうことも。
- 何も進まないのに、どうして毎日過ぎて行ってしまうんだろう。
- 毎日しっかり使えているんだろうか…?
- どうしてネガティブなことばかり考えてしまうんだろう。
こんな時は、毎朝のルーティーンを見直すことで、変化のない毎日にハリを持たせることができます。
目次
おすすめ本『人生を変えるモーニングメソッド』
毎朝のルーティーンを変えることで、全くちがった1日にすることができるんです!
この本は、そんな「前向きな1日」を作るための本です。
私がこの本を読んだのは、3度の人工授精が失敗に終わり、タイミング法に戻った頃。
タイミング法に戻ることは悪いことではないのに、妊娠が遠くなる気がして、気持ちが落ち込んでいました。
なんとか、この「いやな気持ち」を変えたい、「なんとなく過ぎていく毎日」を変えたい。
そう思っていたとき、この本が目につきました。
『人生を変えるモーニングメソッド』内容をざっくりと。
著者が辛すぎる境遇からが立ち上がる話
交通事故に遭い、全身骨折、心肺停止、1週間の昏睡状態。
一生歩けないとまで言われた著者が、ウルトラマラソン(82キロメートル)を走れるようにまで回復する話ですが、そのきっかけが朝の時間の使い方=モーニングメソッドを実行すること。
著者は事故を「好転の始まり」として、力強く人生を生きます。
「誰のせいか」ではなく「誰が改善するか」
人生の課題や事件や環境にどんな意味づけをするのか──「落ち込む材料」にするのか、「前に進むための燃料」にするかを決めるのは、自分自身なのだ。
—『人生を変えるモーニングメソッド』ハル・エルロッド著—
「こんなはずじゃないのに。」と思うかわりに、今の状況を受け入れて、今の自分の持ち得る力でベストを尽くすことを教えてくれます。
「ラクな道」ではなく「正しい道」を歩く
あなたが思うこと、選ぶこと、行動することが、「あなたの今後の姿」を形づくり、最終的には人生のクオリティを決定することになる
—『人生を変えるモーニングメソッド』ハル・エルロッド著—
朝にだらだらとスマホを見ることが、将来のためになるはずがないと気づかされました。
日常に追われる毎日から、理想を追いかける毎日へ、毎日の習慣を見直す大切さを教えてくれます。
『モーニングメソッド』とは何か?
それでは、いったい「モーニングメソッド」とは何をすればいいのでしょうか?
そこで、簡単にモーニングメソッドの内容を説明したいと思います。
具体的には次の6つのこと(メソッド)を習慣にして毎朝行うというもの。
- サイレンス(瞑想)
- アファメーション
- イメージング
- エクササイズ
- リーディング(読書)
- ライティング(日記)
サイレンス(瞑想)
サイレンスは、瞑想などによって、落ち着いた穏やかな精神状態を作ることです。
定期的に瞑想を行うことで、代謝や身体機能の向上、ストレスの軽減が認められるということが、数々の研究データから証明されています。
妊娠に向けて、肉体的にも、精神的にも、良いアプローチになるはずです。
アファメーション
ポジションな言葉を使った、自分に対する「宣言」です。
アファメーションについては、こちらの記事も参考にしてくださいね。
-
妊娠を引き寄せる「アファメーション(自己宣誓)」の活用法
海外のセレブや、日本でも成功している人たちが取り入れているという、「アファメーション」を知っていますか?今回の記事では、アファメーションって何かや、アファメーションが妊活に効果的なのかについてまとめています。
続きを見る
”本人ができると思えばできる。本人ができないと思えばできない。どちらの思い込みも正しいのだ。”
自動車王、ヘンリー・フォードの言葉です。「妊娠できないかも」という思い込みを、アファメーションで書き換えていきます。
イメージング
想像力を使って、「具体的な結果」を心の中でイメージすることです。
「子供ができたらどんなふうだろうな。」「お腹が大きくなっていったらどうなるのかな。」と、想像をふくらませます。
楽しく明るい気持ちで考えるといいですね。
エクササイズ
歩いても、走っても、ヨガでもOK。
毎日数分でもエクササイズをすることによって、エネルギーが上がり、健康になり、自信がつき、感情が安定する効果があります。
ランニングについては、こちらの記事も参考にしてくださいね。
-
1日たった10分のランニングで妊娠。妊活中ならぜったいおすすめしたいランニングの習慣
1日たった10分走るだけの気軽なランニングで、みるみる妊娠体質に。妊娠できなくて困っている人に、とにかく1番におすすめしたい習慣です。実際にランニングで妊娠した私の体験談をまじえてご紹介します。
続きを見る
リーディング(読書)
気持ちが落ち着くような本を読んでみてください。
1日10ページ読むことを続ければ、なんと1年で200ページの本を18冊読める計算になります。
ライティング(日記)
文字を書くことで、頭が整理される効果があるとのこと。
また、日記を読み返すことで、自分の成長を実感できるという、うれしい効果もあります。
過去の日記を読むことで、自分の成長を感じ、妊活の日々の励みにすることができますよ。
たった6分でモーニングメソッドをする方法
以上の6つのことを、それぞれ10分程度かけて毎朝やっていきます。
ただし、「こんなこと毎日できない」「朝は時間がない」ということがありますよね。
そんな場合、それぞれを1分ずつ、合計6分でやることでも、十分な成果があります。
こうすれば、忙しい朝でも習慣にすることができますよね。
私は、こんなふうにモーニングメソッドをやっていました。
1分 静かに座り、
2分 自分の望みを言葉に出し、
3分 子供ができた時のことをイメージし、
4分 ノートに今の気分をメモし、
5分 本を2ページだけ読み、
6分 スクワットを30回。
これだけで、驚くほどスッキリして1日をスタートさせることができますよ。
朝は苦手・・・どうやって克服?
朝は苦手だけどモーニングメソッドをしたい場合、どうしたらいいでしょうか
夜に、翌朝起きる決意をする
こんなことって経験ありませんか?朝起きて考えていることは、たいてい、夜最後に考えていたことと同じなんです。
自分に言い聞かせて眠ると、朝が思った以上に起きやすくなりますよ。
毎朝がクリスマスの朝のようになる
クリスマスの朝、結婚式の朝、旅行の日の朝。ワクワク感でいっぱいになって起きる朝は、しっかり目が覚めます。
モーニングメソッドを実践している人の多くが、クリスマスの朝のような、ワクワクして早く起きたくてしょうがない気分になっているそう。
私もモーニングメソッドを実践してみると、朝が来るのが楽しみになり、これまで感じていた朝の嫌な感じ・・・「もう起きないといけない」とか「会社に行かなきゃ」と考えることが消えていきました。
モーニングメソッドを続けていくことで、どんどん朝が楽しみになり、起きることが楽になっていきます。
モーニングメソッドを実践してみて
モーニングメソッドをはじめてから、朝が楽しみになり、毎日をリズミカルにすごせるようになりました。
特に感じた効果は、次の2つ。
- 妊活でうまくいかないことがあっても、落ち込むことが少なくなった。
- エクササイズの効果で体力がつき、将来妊娠することに自信がついた。
妊活中に「どうしようもないモヤモヤを感じる」「いやな気分をすっきりさせたい」、こんなことを思ったら、ぜひこの本を活用してみてくださいね。